「授業づくりネットワーク」について

 授業づくりネットワークは、2018年の4月に創刊30周年を迎えた教育研究団体です。1990年代から、ワークショップ型授業やディベート、特別支援教育など、様々なテーマに先進的に取り組んできました。大きな授業改革のうねりの中で、私たちのこれまでの提案に注目が集まっています。

 現在のわたしたちの活動は大きく2つです。
 第一に定期に発刊する書籍「授業づくりネットワーク」(学事出版)での情報発信です。
 第二に全国各地で開催する「授業づくりネットワーク集会(セミナー)」での情報発信・情報交流です。

 今後の学校教育の変化に関して積極的に関心を寄せる方々の情報発信、情報交流の窓口として本ホームページをお使いください。

「授業づくりネットワーク」最新刊紹介


多様性を生かす校内研修(授業づくりネットワークNo.50) 単行本(ソフトカバー) – 2025/3/19

 

子どもたちだけでなく、先生たちも多様化している中、校内研修・研究はどうあればいいのか。中央教育審議会答申において、「子供たちの学び(授業観・学習観)の転換とともに、教師自身の学び(研修観)の転換」が示される中、現場では今、具体的に何が起こっていて、どんなことに課題があるのか。
校内研修・研究の最前線を理論と実践で見せる!

■目次
巻頭座談会「校内研修を再考する」

石川晋×田中理紗×林友子×藤原友和×横堀信恵

特別寄稿 校内研修の進め方―1年間の流れを見通して 大野睦仁

パート1 校内研修の見方・考え方
●校内研修について、つらつらと考えてみたこと 佐野壽則
●校内研の未来デザイン 西田雅史
●DE&Iの視点から「楽しい校内研修」の一歩手前を考える 武田緑×藤倉稔

パート2 実践!校内研修ものがたり
●続・「校内研究・研修」で職員室が変わった!~小金井市立南小学校編~ 村上聡恵
●それぞれの立場から見た、校内研 小林千尋
●校内研をつくるということ 筒井明以
●校内に学びの種をまく「学びカフェ」 伊東大介×佐藤由佳
●ウェルビーイングな学校づくりを進める校内研究・研修の進め方―学校教育目標と研究目標、校務分掌、授業の一体化を進めるファシリテーション部 ちょんせいこ×郡あゆみ
●各教科の専門家を招いた授業リフレクション 金子貴志
●チームで創り上げた対話を中心とした校内研修―挑戦をたのしみ、変化・成長し続ける学校を目指して 熊平美香×立命館小学校教員
●特別支援教育の視点を生かした授業づくり実践研究 和田孝文
●高志モデルから学ぶこと 小島章子
●上越教育大学教職大学院「学校支援プロジェクト」と校内研修に重なるもの 小島貴之
●教師・子ども・教材・保護者それぞれの物語を紡ぐ 京野真樹
●混乱の一途を辿る校内研修からの変容 内藤愼治
●オンラインプラットフォームを用いた越境・伴走型教員研修の成果と課題 杉山史哲
●校内研修は日々の実践の中に―楽しく・仲良くの先へ 依田裕子
●探究し続ける保育者集団へ 妹尾正教